ラムとイチジクのカトル・カール
2006年 04月 06日
カトル・カールとは伝統的なフランス菓子で、カトル(4)、カール(1/4)で4/4の意味。小麦粉・バター・卵・砂糖を同割で作るケーキのこと。
だと、インナーネットで調べて解りました。というのも、以前とある雑誌でイチジクのカトル・カールのレシピを切り抜いていて、作り方を見ると普通のパウンドケーキと何ら変わらず。一体何が違うのかとずっと疑問に思ってましたが、思うにフランス語と英語の違いなのですかね?学生時代はフランス語も専攻していたし、これからカッコつけて、「コチラはカトル・カールでございますぅ」なんて言おうかしら?そんなキャラじゃないので、やめておこ。
パウンドケーキと全く変わらないレシピだったら作らなかったと思いますが、少し変わった所が薄力粉だけじゃなく、強力粉も使うところ。一体どういう食感になるのでしょう?また、もう一つの理由として、お正月に帰省した時に実家から干し柿を幾つか貰ってきたものの、だ~れも食べずに賞味期限間近。とっても質の良い干し柿なのに勿体無い。でも、そのまま食べる気にもならず。で、イチジクを干し柿に代えて作る事にしました。干し柿には予めラム酒で浸けて置きました。焼きあがると同時にジュ~という音を聞きながらラム酒をかなり大量に塗り(沁み込む量にビックリ!)、極めつけにラム酒入りマーマレードでコーティング。なんかケーキにケンカ売っているみたいですね~。それから寝かせること3日。
酔っ払いケーキになったかと流石の私も少々心配したものの、全体に丁度良く滲みこんで、ラム酒香るケーキに仕上がりました。薄力粉だけのケーキは、皆さんもご存知の通り、ホロホロとした食感に焼き上がりますが、強力粉のグルテン効果で少し目の詰まった、ケーキとブレッドの中間的な感じに焼き上がりました。今後、ブランチの為に焼く場合は、強力粉も少し使うと良いかな?と思いました。
にしても、お菓子は週末だけしか作らず食べずなのに、どーしてこうもブクブクブクブク成長しちゃうんでしょう、わたし。主人の事なんか言ってられません。今週から筋トレを本格的に開始。週末、主人がおやつを要求したとしても(これは確実)、また、食べたとしても、私は絶対に食べないんだ!そして、いま暫くお菓子は作らん!とココで断言致します!自分へのプレッシャーをかけないと、コッソリ食べてしまいそうな、弱い私。夏までに3キロ減の、筋肉つけて、夏の熱い海に乗り込むゾ!
意気込みだけはスゴイが、果たして。。。。
by shizuer
| 2006-04-06 22:46
| 食